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  • 事例研究

UCBのシムジア®オートクリックス®:自動注射器のユーザビリティ向上

Emergo by ULのヒューマンファクタリサーチ&デザインチームは、UCBのシムジア®オートクリックス®に対し、形成的試験、総括的試験、比較ユーザビリテ試験を実施し、ヒューマンファクタエンジニアリング報告書の作成をサポートしました。

UCB Cimzia® AutoClicks®

機器説明

シムジア®オートクリックス®は、関節リウマチや乾癬性関節炎などの自己免疫疾患やリウマチ性疾患の治療に使われるシムジア(セルトリズマブペゴル製剤)を定量投与する自己注射器です。

ボタンのない構造、太くて滑りにくいグリップで、手指が動かしにくい患者さんでも簡単に操作できます。薬液が見える窓で注入状況が確認できます。2回の確認音が注入の開始と終了を知らせ、規定量が正しく注入されたことがわかります。

課題

UCBのシムジア®オートクリックス®の開発において、ヒューマンファクタエンジニアリングのパッケージサービスを提供しました。

ソリューション

2013年10月から、Emergo by UL(当初は、現在Emergo by ULグループのMedical Device Usability)がUCBにヒューマンファクタサービスの提供を始めました。5年間にわたり、製品開発プログラムをヒューマンファクタの見地からサポートしました。具体的な業務内容は以下のとおりです。

  • 患者、介護者、ヘルスケア従事者を対象とした5回の形成的評価
  • 患者、介護者、ヘルスケア従事者を対象とした総括的評価
  • シムジア®オートクリックス®と競合他社製品との2回のユーザビリティ比較評価
  • UE/HFE 報告書の作成

Emergo by ULのヒューマンファクタチームは、合計200人以上の患者、介護者、ヘルスケア従事者に製品の使用をシミュレーションしてもらい、インタビューを行いました。

結果

シムジア®オートクリックス®は、欧州規制当局の承認を取得しました。

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