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  • 事例研究

StrykerのNeptune 3: 最先端の廃棄物管理ソリューション

Emergo by ULのヒューマンファクタリサーチ&デザインチームは、ストライカーのネプチューン3 廃液・排煙マネジメントシステムに対し、ソフトウェアユーザインターフェースデザイン、HFバリデーションプロトコルの開発、形成的試験と総括的試験、ヒューマンファクタエンジニアリングレポートの作成を支援しました。

Neptune 3 Waste Management System

機器説明

ストライカーのネプチューン3 廃液・排煙マネジメントシステムは、吸引チューブやワンドを調整して手術で発生するサージカルスモークや廃液(血液等)を回収します。

課題

システム開発の一環として、ストライカーから、外科手術中に、手術を担当するチームメンバー(看護師、助手、医師)が廃棄物管理システムを制御・監視するための2画面のグラフィカルユーザインターフェースの設計支援を求められました。ストライカーの課題は、手術中の環境での使用ミスを防ぐために直感的で使いやすいユーザインターフェースの開発でした。

ソリューション

デザインの各段階を通じて、ストライカーと密に協力し、2つのソフトウェアユーザインターフェースを反復的に開発・評価しました。ユーザビリティ試験の結果に基づいてデザインを修正し、最適化を進めました。この詳細なユーザー中心設計プロセスにより、デバイスのユーザーにとって最適化されたデザインが実現しました。具体的には、滅菌環境での視認性に配慮した小型のモニタリングディスプレイと、コンソールの操作用に大画面タッチコントロールディスプレイの2つをデザインしました。デザインが最終決定した後は、ストライカーと密に連携してバリデーション(総括的)試験の準備を進め、評価プロトコルの開発を主導しました。最終的には、4つの異なるユーザーグループからの代表者を含む60人の参加者によるバリデーション試験と、重要なデザイン機能がクリティカルな使用ミスを引き起こさないかを確認するための20人の参加者による補足バリデーション試験を実施しました。最後に、ストライカーと協力してHFE/UEレポートを作成しました。

結果

ストライカーと密に協力しながら、幅広いヒューマンファクターリサーチとデザイン活動を行い、ストライカーの510(k)申請をサポートしました。Emergo by ULの支援により、ストライカーは現場ユーザーのニーズに応え、手術のワークフローにスムーズに組み込まれる複雑なシステムを開発し、2016年4月にFDAの承認を得ることができました。

業界知識と実務経験で築いた信頼

Stryker logo
「ネプチューン3を安全で使いやすくするのは非常に複雑な作業でした。このデバイスは多くの重要な機能を持ち、さまざまな手術環境や手順で使用されます。このタスクを成功させることができたのは、Emergo by ULとの協力のおかげです。彼らの柔軟性、迅速さ、プロフェッショナリズム、そして専門知識に深く感謝しています。この結果が彼らの能力の何よりの証です。」

ネプチューン3 廃液・排煙マネジメントシステム

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