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  • 事例研究

ベーリンガー・インゲルハイムのRespimat®:吸入療法の新たな形

Emergo by ULのヒューマンファクタ&リサーチ&デザインチームはが、ベーリンガーインゲルハイムのに対して、レスピマット®に対し、のラベリング、パッケージ、取扱説明書のデザインと、形成的および総括的ユーザビリティ評価のサポートをどのように提供したのかをご紹介します。

Respimat®

機器説明

レスピマット®は、吸入ステロイド剤で維持治療を行っている成人喘息患者のための、追加的維持療法として用いられています。

課題

レスピマット吸入器の新たなバージョン(再利用可能な吸入器)を開発するにあたり、ヒューマンファクタエンジニアリングを包括的に適用する必要がありました。最終的な目標は、吸入器、カートリッジ、ラベリング、パッケージ、取扱説明書を含む製品全体を、安全かつ有効に、複数の市場においてユーザが満足して使用できるものにすることでした。

ソリューション

Emergo by ULはベーリンガーインゲルハイムと協働し、吸入器とカートリッジのパッケージ、取扱説明書、ラベルのデザインを行いました。設計過程で形成的ユーザビリティ評価を2回実施し、デザインや異なるデザインコンセプトの比較をし、明確さやユーザビリティをさらに向上させる機会を模索しました。デザインを最終化した後、オランダ、スペイン、ブラジルの3か国で総括的ユーザビリティ評価を実施し、複数の市場で意図するユーザが吸入器と関連するユーザインターフェースを安全かつ効果的に使用できるかを、検証しました。

結果

ベーリンガーインゲルハイムからは、ラベル、パッケージ、取扱説明書の設計初期段階で相談がありました。Emergo by ULのヒューマンファクタリサーチ&デザインチームは、反復的なユーザ中心設計プロセスを実施し、複数の形成的評価で意図するユーザからフィードバックを収集し、そのフィードバックを直接デザインの改良に反映することができました。ベーリンガーインゲルハイムは、このヒューマンファクタエンジニアリング(HFE)プロセスのサマリーをノーティファイドボディに提出し、このHFEレポートに対して指摘事項はありませんでした。これにより、吸入器の開発において適切で成果のあるHFEプロセスが実施されたと認められました。

業界知識と実務経験で築いた信頼

Boehringer Ingelheim International GmbH logo
「Emergo by ULのヒューマンファクタリサーチ&デザインチームからのサポートには非常に満足しています。最新の規制や規制当局が求めていることについて豊富な知識を持っています。ヒューマンファクタエンジニアリング活動全体を進める際に積極的な姿勢を示しつつ、同時に私たちのニーズに柔軟に対応し、プロジェクトの目標とスケジュールを最適に達成するために対応してくれました。」

Boehringer Ingelheim International GmbH

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